心理学を利用した「その気にさせる恋愛テクニック」

孫子(まごこ)の有名(ゆうめい)な言葉(ことば)に「敵(てき)を知り(しり)己(おのれ)を知れ(しれ)ば、百戦(ひゃくせん)危うから(あやうから)ず」というものがあります。平たく(ひらたく)言え(いえ)ば、「相手(あいて)のことも自分(じぶん)のことも知れ(しれ)ば100%負け(まけ)ない」 という意味(いみ)です。でも、恋愛(れんあい)を心理学(しんりがく)的(てき)に考える(かんがえる)時(とき)には、実は(じつは)この言葉(ことば)が必ずしも(かならずしも)当てはまる(あてはまる)とは言え(とはいえ)ないのです。まずは自分(じぶん)のことをよく知り(しり)ましょう。相手(あいて)を知る(しる)のは口説き(くどき)ながらでもかまいません。これは、心理学(しんりがく)用語(ようご)で 「自己(じこ)認知(にんち)」「自己(じこ)認識(にんしき)」 と言わ(といわ)れています。簡単(かんたん)に言う(いう)ならば、「自分(じぶん)を知る(しる)=自分(じぶん)のすべてを認める(みとめる)こと」なのです。認める(みとめる)ということは、自分(じぶん)をプラスに捉える(とらえる)ということです。つまり、自分(じぶん)のありとあらゆることすべてを最高(さいこう)のものであると思える(おもえる)ことです。でも、これは容易(ようい)なことではありません。いきなり自分(じぶん)のことをすべて認めよ(みとめよ)うという気(き)にはなかなかなれませんよね?誰(だれ)でも自分(じぶん)の行動(こうどう)などで許せ(ゆるせ)ないことを抱え(かかえ)ているのではないでしょうか。そこで、さしあたってすべてのうち一つ(ひとつ)を認める(みとめる)ことからはじめてみませんか。それは比較的(ひかくてき)効果(こうか)の高い(たかい)方法(ほうほう)の一つ(ひとつ)、「自分(じぶん)の気持ち(きもち)を認める(みとめる)こと」です。例えば(たとえば)、「あの人(あのひと)が好き(すき)」 というあなたの一途(いっと)な想い(おもい)。その気持ち(きもち)を全面的(ぜんめんてき)に肯定(こうてい)し、少しずつ(すこしずつ)増幅(ぞうふく)してみてください。決して(けっして)押さえ込ん(おさえこん)ではいけません。それは何より(なにより)も強い(つよい)原動力(げんどうりょく)になります。そして、相手(あいて)の良い(よい)部分(ぶぶん)に気づい(きづい)たら、そのことについてさらに気持ち(きもち)を増幅(ぞうふく)させてみてください。その気持ち(きもち)を、ありのまま、好き(すき)な相手(あいて)に伝えれ(つたえれ)ば良い(よい)のです。「優しい(やさしい)ね」「目(め)がキレイだね」など、本当(ほんとう)に思っ(おもっ)ていることをストレートに言葉(ことば)にしてみてください。自分(じぶん)の気持ち(きもち)を相手(あいて)に伝える(つたえる)こと、それが「口説く(くどく)」ということなのです。会う(あう)度(ど)に必ず(かならず)1回(かい)は本当(ほんとう)に思っ(おもっ)ていることを口(くち)にすると、そのうち相手(あいて)も心(こころ)を開い(ひらい)てくれるでしょう。もしうまくいかなかったら、それはあなたと相手(あいて)の波長(はちょう)が合っ(あっ)ていないということです。自分(じぶん)の感情(かんじょう)を認め(みとめ)て、それを相手(あいて)に素直(すなお)に伝える(つたえる)こと、これが実は(じつは)遠い(とおい)ようで一番(いちばん)の近道(ちかみち)なのです。

恋愛 心理学

孫子の有名な言葉に「敵を知り己を知れば、百戦危うからず」というものがあります。平たく言えば、「相手のことも自分のことも知れば100%負けない」 という意味です。

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