恋愛上手になる心理学的方法

あなたが最大限(さいだいげん)の魅力(みりょく)を相手(あいて)にアピール出来る(できる)ようになるために、心理学(しんりがく)的(てき)な部分(ぶぶん)から何点(なんてん)かお話(おはなし)しようと思い(とおもい)ます。まず、相手(あいて)の目(め)を見る(みる)ことです。一見(いっけん)当たり前(あたりまえ)すぎるように見え(みえ)ますが、案外(あんがい)出来(でき)ていないことなのです。相手(あいて)の目(め)を見る(みる)ことは、クセとして身につい(みについ)ていることが往々にして(おうおうにして)ありますので、人(ひと)の目(め)を見る(みる)人は(ひとは)見(み)ますし、ついヨソを向い(むい)てしまう人は(ひとは)終日(ひもすがら)ずっとヨソを向い(むい)てしまうものです。相手(あいて)の目(め)を見る(みる)というのは、基本中(きほんちゅう)の基本(きほん)なのですが実は(じつは)奥義(おうぎ)みたいなものですので、意識的(いしきてき)に努力(どりょく)をして習慣化(しゅうかんか)していく価値(かち)が十分(じゅうぶん)にあると思い(とおもい)ます。あなたが、力ま(りきま)ずまっすぐに相手(あいて)の目(め)を見る(みる)ようになって、相手(あいて)の視線(しせん)を穏やか(おだやか)に受け止め(うけとめ)られる人(ひと)になった時(とき)、あなたの好感度(こうかんど)はかなり上がる(あがる)でしょう。また、相手(あいて)の目(め)を見る(みる)ことは、意外と(いがいと)勇気(ゆうき)のいることです。自分(じぶん)に臆病(おくびょう)な部分(ぶぶん)があるとつい目(め)をそらしてしまいます。そこをうまく利用(りよう)して、相手(あいて)の目(め)を見る(みる)習慣(しゅうかん)をつけていく中(なか)で、そういった臆病(おくびょう)な部分(ぶぶん)を自覚(じかく)することが出来る(できる)とも言え(ともいえ)ます。それにより自分(じぶん)の弱さ(よわさ)に気付く(きづく)ことが出来(でき)ますよね。ちなみに、あなたの爪先(つまさき)はどうでしょうか。爪先(つまさき)は、話(はなし)をしている相手の方(あいてのかた)に向かっ(むかっ)ていますか？爪先(つまさき)が別(べつ)の方向(ほうこう)を向い(むい)ていると、どんなに楽しく(たのしく)話(はなし)をしていても、全く(まったく)聞い(きい)ていないように見え(みえ)てしまうのです。そういった細かい(こまかい)部分(ぶぶん)にも気(き)を配っ(くばっ)てみると良い(よい)かもしれません。次に(つぎに)、相手(あいて)との距離(きょり)を縮める(ちぢめる)ということについてお話(おはなし)します。例えば(たとえば)、街(まち)を歩く(あるく)カップルを観察(かんさつ)してみてください。二人(ふたり)はおよそ５０ｃｍぐらいの距離(きょり)を歩い(あるい)ていることが多い(おおい)と思い(とおもい)ます。これが、友人(ゆうじん)同士(どうし)の関係(かんけい)になると、およそ１ｍくらいの距離(きょり)になります。そして２ｍ以上(いじょう)離れ(はなれ)ている場合(ばあい)は、社会的(しゃかいてき)距離(きょり)という、個人(こじん)の親交(しんこう)ではなく、例えば(たとえば)来客(らいきゃく)と打ち合わせ(うちあわせ)するときの距離(きょり)となります。つまり、お互い(おたがい)の物理的(ぶつりてき)な距離(きょり)が離れ(はなれ)ていると、相手(あいて)とは仲良く(なかよく)なれないということです。距離(きょり)を縮める(ちぢめる)タイミングは、会話(かいわ)の途中(とちゅう)などで笑っ(わらっ)てほぐれた瞬間(しゅんかん)などが良い(よい)と思い(とおもい)ます。また、席(せき)に座る(すわる)ときには、真正面(ましょうめん)を避け(さけ)て、横(よこ)か、テーブルの角(かど)をはさむような形(かたち)で直角(ちょっかく)隣の席(となりのせき)に座る(すわる)と良い(よい)でしょう。このように自然(しぜん)に距離(きょり)を詰める(つめる)ことによって、自然(しぜん)と親密(しんみつ)なムードになってくるものです。また、相手(あいて)の名前(なまえ)をきちんと呼ぶ(よぶ)ことも非常に(ひじょうに)有効(ゆうこう)です。名前(なまえ)とはその人(そのひと)だけが持つ(もつ)もので、人格(じんかく)に呼びかけ(よびかけ)を行う(おこなう)最初(さいしょ)のキーワードになります。そのため、名前(なまえ)で話しかける(はなしかける)ということは、相手(あいて)の人格(じんかく)に話しかける(はなしかける)際(さい)の最大(さいだい)の礼儀(れいぎ)となるのです。そして、相手(あいて)を名前(なまえ)で呼びかける(よびかける)ということは、その相手(あいて)の心(こころ)にしっかり届き(とどき)ます。名前(なまえ)で呼ぶ(よぶ)ということを意識的(いしきてき)に増やし(ふやし)ていくことで、今(いま)異常(いじょう)に実の(じつの)あるコミュニケーションが出来る(できる)ようになるでしょう。